歌詞考察~『いつかのメリークリスマス』でなぜ彼女は椅子を欲しがったのか

こんにちは、B’zブロガーの中の谷のナウシカです。

今日はクリスマスですね!

クリスマスといえば『いつかのメリークリスマス』が有名です。

ファンの間でも人気曲で12/25 19:00から放送の『CDTVスペシャル』で12年ぶりのテレビでの演奏が話題となっています。

今回は『いつかのメリークリスマス』の切なすぎる歌詞、彼女がなぜクリスマスに「椅子」を欲しがったのか読み解いていきます!

 

切なすぎる歌詞

 

ゆっくりと12月のあかりが灯りはじめ

慌ただしく踊る街を誰もが好きになる

クリスマスイルミネーションがきれいに輝きだし、どこもかしこもクリスマスムードいっぱいな街並みの様子が頭に浮かんできますね。

僕は走り 閉店まぎわ 君の欲しがった椅子を買った

荷物抱え 電車の中 ひとりで幸せだった

さぁ、出ました。問題の椅子を買うシーン。

なぜ彼女は「椅子」を欲しがったのか。この理由は最後に述べます!

彼女にプレゼントを買った「僕」は彼女の喜ぶ顔を想像しては幸せな気持ちになっていたことでしょう。

いつまでも 手をつないでいられるような気がしていた

何もかもがきらめいて がむしゃらに夢を追いかけた

喜びも悲しみも全部 分かち合う日がくること

思って微笑みあっている 色褪せたいつかのメリークリスマス

最初聴いたときには「ん??」と思いますよね。「あれ?別れたのか?」

こう考えるとスッキリします。

「さきほどまでの椅子を買うシーンは「僕」が昔付き合っていた彼女と過ごしたクリスマスを回想している」と。

切ないですよね。しかもこの切ないシーンをサビに持ってくるのが稲葉さんらしい。

歌いながら線路沿いを家へと少し急いだ

ドアを開けた君はいそがしく夕食を作っていた

また回想シーンです。椅子を買った「僕」が彼女の待つ家へと到着したシーン。

誇らしげにプレゼントみせると 君は心から喜んで

その顔を見た僕もまた素直に君を抱きしめた

「僕」は彼女の喜ぶ姿を見て本当に幸せな気持ちになったのでしょうね。

いつまでも 手をつないでいられるような気がしていた

何もかもがきらめいて がむしゃらに夢を追いかけた

君がいなくなることを はじめて怖いと思った

人を愛するということに 気が付いたいつかのメリークリスマス

回想シーンの時代の「僕」はそのとき本当に彼女のことを愛していたのでしょう。

部屋を染めるろうそくの灯を見ながら 離れることはないと

言った後で急に 僕は何故だかわからず泣いた

クリスマスケーキのろうそくの灯でしょうね。「僕」は彼女に愛を伝えました。

ここでの「僕」の涙は悲しみの涙ではなく、幸せすぎることで自然と流れ落ちた涙ではないでしょうか?

立ち止まってる僕のそばを 誰かが足早に

通り過ぎる 荷物を抱え 幸せそうな顔で

彼女と別れた後のクリスマス。昔の「僕」のようにプレゼントを抱えて家へと帰る人が

空虚な「僕」の横を通り過ぎていきます。

「僕」はその人に昔の自分を重ねて「いつかのメリークリスマス」を思い出していたのです。

 

なぜ彼女は椅子を欲しがったのか

 

さて、問題の「なぜ彼女は椅子を欲しがったのか」について考えていきましょう。

  • 椅子がなんの比喩として用いられるか
  • 「いつかのメリークリスマス」が「FRIENDS」というアルバムに含まれていること

この2つがヒントです。

椅子がなんの比喩として用いられるか

 

「椅子」とは地位を表す比喩としてよく用いられます。

「トップの椅子を狙う」というように用いたりすることがあります。王様の椅子は「玉座」といいますしね。

つまり、彼女は「何らかのポジションを欲しがっていた」のです。

 

「いつかのメリークリスマス」が「FRIENDS」というミニアルバムに含まれていること

FRIENDS

まずは「FRIENDS」について簡単に紹介します。

このアルバムは『いつかのメリークリスマス』『僕の罪』『恋じゃなくなる日』『どうしても君を失いたくない』の4曲からなるミニアルバムです。

特徴的なのがこのミニアルバム全体を通して一つのストーリーとなっているところ。

なのでその流れを汲んで考える必要があります。

ここからはぼくなりの『FRIENDS』に込められたストーリーの見方です。

『FRIENDS』

SCENE 1 いつかのメリークリスマス

僕が別れた彼女と過ごした昔のクリスマスを回想しています。

SCENE 2 僕の罪

ここでの「罪」とはいったい何なのでしょうか?それは「別れた彼女には付き合っている人がいるにも関わらず僕はまだ彼女を好きでいること」だと考えています。

SCENE 3 恋じゃなくなる日

恋じゃなくなるとはずばり、「付き合っている人がいる女性と愛の道へと進んでいくこと」です。

歌詞考察~『恋じゃなくなる日』恋から何に変わったのか

SCENE 4 どうしても君を失いたくない

彼女はそれでもやっぱり自分の元を去っていこうとします。あくまでも友達としての関係のままでいたいと思う彼女と僕の心の葛藤をえがいています。

SCENE 2 僕の罪 では彼女には付き合ってる人がいます。

椅子の比喩とアルバム全体の流れを汲むと彼女が椅子を欲しがったのは、「僕」と別れて自由なポジションを得たかったからではないでしょうか?

そんな風に考えている彼女に、ただただ喜んでもらうために閉店まぎわのお店に走ってプレゼントを買いに行く僕。切なすぎます。。。

尻に敷かれる男を描くことに関しては稲葉さんの右に出る作詞家はいませんからね。

 

みなさん良いクリスマスを

では、(@^^)/~~~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)