お金について考えて整理してみた

こんにちは、ナウシカです。

 

お金について考えたのでメモがてら整理しておく。

 

お金のメイン機能

 

まず、そもそもお金とは何なのかを整理しておく。

お金とは、一般に次の3要素を満たすものと定義される。

 

  1. 価値尺度
  2. 交換手段
  3. 貯蓄手段

 

つまりお金とは、物の価値を誰が見ても同じ評価になるような絶対的な基準で数値化し、世界中誰とでもあらゆるものを交換できるようにするための媒介機能を果たし、そして、どれだけ年月が経とうとも変わらぬ価値を持ち続けるものだと言える。

お金を使うことで見知らぬ人とも物を交換することができ、なおかつお金は魚のように放置しておくと腐ってしまうわけでもない。

さらにお金の素晴らしいところは、この機能が世界中の共通認識として持たれている所だろう。

言語の違う民族とも、お金を媒介にすることで物の交換ができるのだ。

(余談だが、ぼくの思う人類の三大発明は「お金」「紙」「インターネット」だ。これらは世界の間にはびこる壁をことごとく破壊していった。)

 

お金のサブ機能

 

お金のメイン機能は先に挙げた通りだ。次に、メイン機能の副産物として生まれたであろうお金の機能を考えてみる。

とりあえず考えつくところだと、以下の2つが挙げられるだろう。

 

  1. セミパブリックなコミュニティの形成
  2. 資本主義

 

セミパブリックなコミュニティの形成

 

コミュニティは大きく、「パブリックなコミュニティ」「セミパブリックなコミュニティ」「プライベートなコミュニティ」の3つに分類することができる。

それぞれの特徴は以下の通りだ。

 

  • パブリックなコミュニティ…地域や会社のような開かれたコミュニティ
  • セミパブリックなコミュニティ…シェアハウスやファンクラブのような誰でも参加できるが、クローズドなコミュニティ
  • プライベートなコミュニティ…家族のような完全プライベートなコミュニティ

 

お金はこの中で、セミパブリックなコミュニティを形成するのにたいへん役に立つ。

ファンクラブをイメージするとどう役に立つのか想像しやすいだろう。

ファンクラブの会員になりたい人は会費を払うことでファンクラブに入ることができる。

この会費は何を購入しているのかというと、「ファンクラブに参加する権利」だ。

あるコミュニティに入るためにお金を払う。このように入口にお金の支払いを設定することで人をある意味ふるいにかけ、熱量の高いメンバーだけが参加しているコミュニティができあがる。

お金はある種、価値観の似た人どうしを結び付ける機能を持っていると考えることができる。

 

資本主義

 

現代社会の経済の発展を支えているのは「資本主義」という仕組みだ。

お金はあらゆる物と物の交換をになってくれる。交換手段としてお金が完璧に機能すると、お金があれば欲しい物を何でも手に入れられる状態がやってくる。

するとどうなるかというと、本来媒介手段でしかなかったお金そのものに人々は価値を見出すようになる。

お金があればなんでも手に入る。お金を手に入れたい。

その結果、生まれた商売が金貸し、銀行だ。

お金を人に貸す、返してもらうときに利子を上積みして返してもらう。

自らは何もしなくてもお金がお金を持ってきてくれる仕組み、それが資本主義である。

お金には貯蓄手段の機能があり、お金の価値は不変だ。

だから、お金をたくさん持っている人は指数関数的にお金を増やすことができる。

 

今のお金の価値観

 

次に、今の時代のお金について考えていこうと思う。

キーになるのは次の3点だ。

 

  1. 非中央集権化
  2. お金の流れの変化
  3. お金の価値の減少

 

非中央集権化

 

個人的には東日本大震災以後、国や権力といった中央集権的なものに頼るのではなく、自分たちの生活は自分たちで何とかしていこうとする風潮が高まったかのように感じる。

経済についてもおなじで、富が集中する資本主義にうっすらと疑問を感じる人が増えてきたように感じる。

その疑問がはじけたのが、昨年の仮想通貨バブルだろう。

 

お金の流れの変化

 

今までは、仕事をする→対価としてお金を得る→お金で商品を買う

お金はこのように流れていた。

しかし今は、お金を払う→やりたい仕事をする、商品を作る

という流れがごく一部であるができ始めている。オンラインサロンはその最たる例だろう。

お金を払ってでもやりたいことをする。これはつまり、限りなく生産に近い消費だ。(隠居系男子の鳥居さんのことばを拝借)

消費に対してお金を使っていた時代から、生産に対してお金を使うようになってきている。

 

お金の価値の減少

 

「大金はいらない。その代わり、やりたくない仕事はしたくない。贅沢はいらないが、ほどほどに幸せな生活を送りたい。」

「自分だけが儲ける、自分だけに対してお金を使うよりかは、周りの人と一緒におなじくらい稼ぎ、周りの人を応援したり、一緒に楽しむためにお金を使いたい。」

このような価値観が若者の間で増えているのではないだろうかと思う。

お金がたくさんあってもそもそも欲しい物自体がそんなに無い世代であり、強いて言えば美味しいものを食べたいとか、たまに旅行に行きたいとか、フェスに行きたいとか、そのぐらいの欲だ。

一昔前の時代に比べると、明らかに人々が感じるお金の価値は減少してきている。

そのうち、苦労してがつがつ働いてお金を稼いでいるなんてダサいよねという価値観も生まれてくるのではないだろうか。

 

まとめ

 

お金の根幹機能から、今の時代のお金の流れをいったん自分なりに整理してみたかった。

これを踏まえて次は、これから先のお金についていろいろ想像してみようと思う。

 

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